エクシブ会員権とは?購入費・維持費・シリーズ別の違いを完全解説
エクシブの会員権購入を検討している方の中には、「エクシブのホテルはどこにあるのか」「購入費や年間維持費はいくらかかるのか」「どのような人に向いているのか」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
エクシブ会員権を購入する前には、ホテルのロケーションはもちろん、購入費や維持費、宿泊にかかる費用、自分に合った利用スタイルかどうかを確認しておくことが大切です。
本記事では、エクシブ会員権の仕組みをはじめ、購入費・維持費の内訳、宿泊費、3つのエクシブシリーズの違い、どのような人に向いているのかをわかりやすく紹介します。
エクシブのリゾート会員権を検討する際の参考にしてください。
エクシブ会員権とは何か?

エクシブ会員権とは、リゾートトラスト株式会社が運営する高級リゾートホテル「エクシブ」を利用するためのリゾート会員権です。
ここでは、エクシブ会員権のシステムについて紹介します。
ブランド名の由来と関係する独自システム
エクシブのエクスチェンジシステム
エクシブのリゾート会員権のシステム
リゾート会員権の仕組みは、大きく分けると共有制と預託制の2種類があります。
一方、預託制は入会金などを支払ってリゾートクラブの会員となり、ホテルの利用権を得る仕組みです。
預託制では、ホテルの不動産を共同所有するわけではありません。
ブランド名の由来と関係する独自システム
エクシブ(XIV)というブランド名は、ローマ数字の「X=10」と「IV=4」を合わせた「14」を意味し、1室を14名のオーナーで共同所有する仕組みに由来しています。
エクシブでは、14名のオーナーそれぞれに年間365日のうち26日の完全利用保証日(占有日)が割り当てられる「タイムシェアリング・システム」を導入しています。
・1室を28名のオーナーが共同所有し、各オーナーに年間13泊の占有日が保証されるプラン
エクシブのエクスチェンジシステム
エクスチェンジシステムとは、各オーナーが利用する予定のない占有日を、ほかのオーナーと交換できる仕組みです。
利用予定のない占有日を預け入れて交換することで、自分が所有するホテルの客室グレードに応じて、ほかのエクシブのホテルも利用できます。
さらに、エクシブの会員は、リゾートトラスト株式会社が運営するベイコート倶楽部やサンクチュアリコートといった上位ブランドのホテルを相互利用することも可能です。
エクシブが展開する3つのシリーズ

エクシブ会員権には、大きく分けて3つのシリーズがあります。
エクシブは、海・山・温泉など、多彩なロケーションに展開しているスタンダードラインです。
エクシブ山中湖/エクシブ山中湖サンクチュアリ・ヴィラ/エクシブ蓼科/エクシブ伊豆/エクシブ琵琶湖/エクシブ白浜&アネックス/エクシブ六甲サンクチュアリ・ヴィラ/エクシブ淡路島
グランドエクシブは、幅広いニーズに対応する複合型の総合リゾートです。
ゴルフ場やウェディング会場を備えたホテルも多くあります。
グランドエクシブ那須白河/グランドエクシブ軽井沢/グランドエクシブ初島クラブ/グランドエクシブ浜名湖/グランドエクシブ鳥羽/グランドエクシブ鳴門
離宮は、エクシブシリーズの最上級シリーズです。
伝統と現代を融合させた「新古折衷」のスタイルを特徴としています。
エクシブ湯河原離宮/エクシブ箱根離宮/エクシブ京都八瀬離宮/エクシブ有馬離宮
出典|公式HP「リゾートトラスト株式会社」
エクシブ会員権の購入費・維持費・宿泊費の費用はいくらかかるのか?

エクシブ会員権を購入する際は、会員権そのものの購入費用だけでなく、年会費などの維持費や、実際に宿泊する際の費用もかかります。
ここでは、エクシブ会員権を利用するうえで必要になる主な費用を、購入費・維持費・宿泊費に分けてわかりやすく解説します。
エクシブ会員権の購入費
エクシブ会員権を新規購入する場合の費用は、約500万円〜2,000万円が目安です。
購入価格は、エクシブ・グランドエクシブ・離宮といったシリーズの違いや、客室グレード、年間占有日数などによって変わります。
2026年4月時点では、エクシブの新規会員権はすべて完売しています。
一方、エクシブ会員権は中古市場でも購入でき、新規購入価格の30%〜70%程度の価格で取引されています。
2026年4月時点における、中古市場での販売価格の一部を紹介します。
中古市場での価格は、シリーズや年間占有日数、客室グレードなどによって異なりますが、数十万円〜1,000万円程度が目安です。
なお、エクシブ会員権を中古市場で購入する場合は、会員権の購入代金とは別に、以下の費用が発生します。
・仲介業者に支払う手数料
・不動産登記料
エクシブ会員権年間維持費の内訳
エクシブ年間維持費の内訳には、運営会社に支払う運営管理費・不動産の共同所有に伴う固定資産税や都市計画税・宿泊費とその際の追加費用が含まれます。
年間維持費は、ホテルのロケーションや客室グレードにより変動します。
相場は30万円〜100万円程度です。
| 年間維持費の項目 | 相場・詳細 |
|---|---|
| 運営管理費 | 35,750円~338,250円(税込)※1 |
| 固定資産税・都市計画税 (物件の市場価格を150万円とした場合) | 固定資産税:21,000円(市場価格 ×1.4%) 都市計画税:4,500円(市場価格 ×0.3%) |
| 宿泊費(食費は含まない) | 143,000円~1,504,360円(税込)※2 |
出典|公式HP「e会員権」
年間13泊利用した場合、年間の宿泊費は最低で14万3,000円です。
また、エクシブシリーズの最高級グレードの客室は1泊57,860円のため、26泊利用した場合の年間宿泊費は1,504,360円となります。
運営管理費は、年間の利用日数が0日であっても支払いが発生します。
そのため、費用対効果を考えるうえでは、年間でどの程度利用するのかをあらかじめ検討しておくことが大切です。
エクシブ会員権の宿泊費
エクシブ会員権の宿泊費には、ルームチャージ制が採用されています。
ルームチャージの料金は、客室のグレードによって異なります。
ここでは、エクシブシリーズの中から、いくつかのホテルの料金を紹介します。
| ホテル名 | スタンダード | ラージ | スイート | スーパースイート |
|---|---|---|---|---|
| グランドエクシブ那須白河 | 15,400円 | 19,250円 | 25,300円 | 33,000円 |
| エクシブ箱根離宮 | 19,360円~26,180円 | 23,760円~33,400円 | 28,600円~38,720円 | 36,410円~41,030円 |
| エクシブ蓼科 | 15,400円 | 19,250円 | 25,300円 | 33,000円 |
| エクシブ京都 八瀬離宮 | 19,360円 | 23,760円 | 31,020円 | 38,720円 |
| エクシブ有馬離宮 | 19,360円~27,390円 | 23,760円~33,440円 | 29,810円~38,720円 | 36,410円~57,860円 |
| エクシブ淡路島 | 11,000円~15,400円 | 18,150円 | 25,300円 | 27,500円 |
ルームチャージとは、利用人数ではなく、1室単位で宿泊料金が決まる料金体系です。
定員以内であれば利用人数が増えても客室料金は変わらないため、家族や友人など複数人で利用するほど、1人あたりの負担を抑えやすくなります。
エクシブ会員権のその他の費用
エクシブでは、滞在時の夕食や朝食にも別途料金が発生します。
食事代の相場は、大人1名あたり13,000円〜25,000円程度です。
参考として、エクシブ湯河原離宮に併設されているレストランで、コース料理を注文した場合の料金を紹介します。
| レストラン | コース名 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| 日本料理 湯河原 華暦 | カジュアルコース 椿 | 10,648円 |
| 日本料理 湯河原 華暦 | スタンダードコース 藤木 | 15,730円 |
| 日本料理 湯河原 華暦 | 推奨コース 相州 | 20,570円 |
| 日本料理 湯河原 華暦 | 推奨コース スモールポーション 大観 | 18,755円 |
| 鉄板焼 月白 | 月白 | 15,730円 |
| 鉄板焼 月白 | 紅炎 | 19,360円 |
| 鉄板焼 月白 | 蒼天 | 24,200円 |
| 中国料理 翠陽 | カジュアルコース 紫禁 | 10,648円 |
| 中国料理 翠陽 | スタンダードコース 青城 | 15,730円 |
| 中国料理 翠陽 | 推奨コース 天門 | 20,570円 |
| 中国料理 翠陽 | 推奨コース スモールポーション 玉珠 | 18,755円 |
| イタリア料理 イタリアンテ マレッタ | カジュアルコース テラ | 10,648円 |
| イタリア料理 イタリアンテ マレッタ | スタンダードコース マーレ | 15,730円 |
| イタリア料理 イタリアンテ マレッタ | 推奨コース テッレーノ | 20,570円 |
| イタリア料理 イタリアンテ マレッタ | 推奨コース スモールポーション シエロ | 18,755円 |
また、エクシブでは、プライベートスパなど一部の施設を利用する際に、別途利用料金がかかる場合があります。
例えば、エクシブ有馬離宮のプライベートスパは、1室1時間3,850円(税込)で利用できます。
こうした年間の運営管理費や税金、ルームチャージ、食事代などを合計した金額が、実際に負担する年間コストとなります。
会員権の購入を検討する際は、年間でどの程度の費用がかかるのかに加えて、そのホテルを何年間利用する予定なのかも重要な判断材料になるでしょう。
エクシブ会員権が適しているタイプとは?

エクシブ会員権は、年間数日程度、高級リゾートホテルでの滞在を楽しみながら、資産としてリゾート会員権を所有したい方に向いています。
具体的には、以下の条件が複数当てはまる場合、エクシブ会員権の購入を検討しやすいでしょう。
・できれば毎回違うところに滞在したい
・エクシブだけでなくベイコート倶楽部やサンクチュアリコートにも興味がある
・ホテル水準のサービスやおもてなしを家族や友人と利用したい
・温泉・ゴルフ・テニス・プール・ジムなどのアクティビティが備わっているところで滞在したい
・法人企業として会議や研修、福利厚生のためにエクシブを利用したい
・管理や清掃の時間と手間を省いて複数拠点を使い分けたい
・資産の一部をリゾート会員権という形で所有したい
・将来的にリゾート会員権を中古市場で売却したい
エクシブの会員は、ほかのエクシブ施設に加えて、ベイコート倶楽部などの上位ブランドホテルも相互利用できます。
そのため、「国内旅行で高級リゾートホテルに滞在したい」「毎回異なる場所へ旅行したい」と考える夫婦や家族、シニア層などに向いています。
購入前に確認すべきポイント

エクシブを含むリゾート会員権を購入する前には、以下のポイントを確認しておくことが大切です。
あらかじめ条件や費用を把握しておくことで、購入後のミスマッチを防ぎやすくなります。
まとめ

今回は、エクシブ会員権の仕組みや3つのシリーズ、購入費・年間維持費・宿泊費、どのような人に向いているのかについて紹介しました。
エクシブ会員権は、エクシブ・グランドエクシブ・離宮という3つのシリーズから、自分の好みや利用スタイルに合ったホテルを選んで共同所有できるのが特徴です。
また、エクシブの各施設だけでなく、ベイコート倶楽部やサンクチュアリコートなどのホテルを相互利用できるため、さまざまなリゾート体験を楽しめます。
一方で、リゾート会員権を検討する際は、購入費だけでなく、年間維持費や宿泊費、利用頻度、将来的な売却まで含めて考えることが大切です。
エクシブのようなリゾート会員権とは別に、「別荘を所有しながら、利用しない期間は運用にも活用したい」という方には、第三の選択肢としてCOCO VILLA Ownersもおすすめです。
COCO VILLA Ownersは、別荘を「所有する」だけでなく、「活用する」ことも視野に入れた不動産投資の仕組みです。
リゾート会員権とは異なる形で別荘を持ちたい方は、あわせて比較してみると、自分に合った選択肢を見つけやすくなるでしょう。
▼COCO VILLA Ownersとは
COCO VILLA Ownersは、別荘を「所有」と「活用」の両立で考える新しい不動産投資の仕組みです。
仕組みや特徴、どんな人に向いているのかをわかりやすく解説しています。