サンクチュアリコート会員権とは?価格・費用・選び方・取得方法を解説
エクシブやベイコート倶楽部は、リゾートトラストグループが展開するリゾート会員権ブランドです。
なかでもサンクチュアリコートは、より上質なリゾートステイを提供する上位ブランドとして位置づけられています。
会員権の価格帯は約1,000万円から5,000万円で、別荘のような感覚で高級リゾートを利用したい方に向いています。
一方、購入を検討するにあたって、「どこに施設があるのか」「会員権はいくらかかるのか」「どの施設を選べばよいのか」「エクシブやベイコート倶楽部とは何が違うのか」と気になる方もいるでしょう。
この記事では、サンクチュアリコート会員権の特徴や施設、会員権の種類、価格・維持費に加えて、メリット・デメリットや選び方までわかりやすく紹介します。
サンクチュアリコートの会員権とは?

サンクチュアリコートは、リゾートトラストが展開する会員制リゾートホテルブランドで、「聖域の王宮」という意味があり、施設が建つ土地の歴史や文化、景観を生かした空間づくりが特徴です。
主な特徴として、以下が挙げられます。
・上質で洗練された雰囲気を保つため、レストランやバー、ラウンジにドレスコードを設定
・ホテルで過ごすこと自体を旅の目的とするデスティネーションホテル
ここでは、サンクチュアリコートの会員権の仕組みや予約方法、他ブランドとの違いについて紹介します。
タイムシェアリング・システム|年間の占有日を保証する仕組み
フローティング予約|占有日以外の空室を予約できる仕組み
交換利用|エクシブ・ベイコート倶楽部なども利用できる仕組み
契約期間|開業から50年後までの一般定期借地権
完全会員制ホテルの会員権|エクシブ・ベイコート倶楽部との違い
サンクチュアリコートは、完全会員制の高級リゾートホテルブランドです。
メンバーとそのゲストのみが入場できる専用ゲートを設けるなど、プライバシーに配慮した空間づくりがされています。
客室はすべてスイートルームで、メンバーやゲストはゆったりとした空間でリゾートステイを楽しめます。
リゾートトラストが展開する「エクシブ」「ベイコート倶楽部」との主な違いは、以下のとおりです。
| 比較項目 | エクシブ | ベイコート倶楽部 | サンクチュアリコート |
| ブランドの位置付け | ファミリー・シニア向け総合リゾート | 都市型高級アーバンリゾート | 静謐かつ極上のプライベートを提供するデスティネーションホテル |
| 国内の施設数 | 17 | 4 | 3 |
| 客室グレード | スーパースイートスイートラージスタンダード | ロイヤルスイートラグジュアリースイートベイスイート | ロイヤルスイートラグジュアリースイートクラブスイート |
| 購入に適した層 | ファミリーシニア国内旅行重視 | 都市生活者投資目的 | |
| 会員権の種類 | 共有制 | 共有制 | 土地賃借権付建物共有制 |
| エクシブ・ベイコート倶楽部・サンクチュアリコートの相互利用 | 可能 | 可能 | 可能 |
サンクチュアリコートは、エクシブと比べて施設数が少なく、希少性の高いブランドである点も特徴です。
タイムシェアリング・システム|年間の占有日を保証する仕組み
サンクチュアリコートでは、「タイムシェアリング・システム」が採用されています。
これは、1年365日を各メンバーの持分比に応じて分け、それぞれに利用できる日数を「占有日」として割り当てる仕組みです。
サンクチュアリコート高山・琵琶湖・日光・八ヶ岳では、共有するメンバー数に応じて年間20泊または10泊の占有日が設定されています。
一方、金沢・淡路島・外房雀島では、年間16泊または8泊の占有日が設定されています。
年末年始やゴールデンウィーク、夏季、週末・祝日などもメンバーが利用できるよう、占有日は分配されます。
また、サンクチュアリコート高山・琵琶湖・日光では、「客室グレード別のシェアシステム」を採用しています。
そのため、メンバーは「1ベッドルーム」「2ベッドルーム」「和モダンルーム」などから、宿泊人数や利用目的に合わせて客室を選ぶことができます。

フローティング予約|占有日以外の空室を予約できる仕組み
サンクチュアリコートでは、占有日以外にも宿泊できる「フローティング予約」が用意されています。
フローティング予約とは、契約施設について、利用希望日の1カ月前までに利用申し込みがなかった客室を先着順で予約できる仕組みです。
空室があれば、自分に割り当てられた占有日以外でも宿泊できます。
また、フローティング予約が成立した場合は、上限泊数を超えない範囲で占有日の権利を消化せずに施設を利用できます。
交換利用|エクシブ・ベイコート倶楽部なども利用できる仕組み
サンクチュアリコートでは、契約施設以外のリゾートトラストの施設を利用できる「交換利用」の仕組みもあります。
利用予定のない占有日を「スペースバンク」に預け入れることで、他のメンバーが預けた占有日と交換できます。
交換した占有日を使えば、契約施設以外のサンクチュアリコートのほか、エクシブやベイコート倶楽部を利用することも可能です。
そのため、1つの施設だけでなく、旅行の目的や行き先に合わせてさまざまなリゾート施設を楽しめます。
契約期間|開業から50年後までの一般定期借地権
サンクチュアリコートの会員権は、土地に一般定期借地権を設定し、建物を会員が区分所有する仕組みです。
会員期間はホテルの開業から50年間と定められており、エクシブやベイコート倶楽部のように期限の定めがない会員権とは仕組みが異なります。
そのため、永久に保有できる会員権ではなく、購入する際は契約施設の開業日と残存する会員期間を確認することが重要です。
サンクチュアリコート会員権の施設ラインナップ

サンクチュアリコートは、現在開業している3施設に加えて、2027年から2029年にかけて新たに4施設の開業が予定されています。
ここでは、現在利用できる施設と、今後開業予定の施設をそれぞれ紹介します。
開業予定のサンクチュアリコート|今後オープンする施設を紹介
開業済みのサンクチュアリコート|現在利用できる施設を紹介
現在開業しているサンクチュアリコートは、高山・琵琶湖・日光の3施設です。
| 名称 | 所在地 |
| サンクチュアリコート高山アートギャラリーリゾート | 岐阜県高山市上岡本町1丁目124番地1 |
| サンクチュアリコート琵琶湖ベネチアンモダンリゾート | 滋賀県高島市安曇川町下小川1113 |
| サンクチュアリコート日光ジャパニーズモダンリゾート | 栃木県日光市高徳38番3 |
それぞれの施設には、名称にも表れている独自のコンセプトがあります。
サンクチュアリコート高山はアートギャラリーをテーマとし、美術館を併設しています。
琵琶湖はベネチアンモダン、日光はジャパニーズモダンをコンセプトとしています。
契約施設以外のサンクチュアリコートを利用することで、施設ごとに異なる雰囲気や滞在を楽しめるのも魅力です。
開業予定のサンクチュアリコート|今後オープンする施設を紹介
今後は、八ヶ岳・外房雀島・金沢・淡路島の4施設が開業する予定です。
2026年8月時点の開業予定や所在地、会員権の販売状況をまとめると、以下のとおりです。
| 名称 | 開業予定 | 所在地 | 会員権販売状況 |
| サンクチュアリコート八ヶ岳レジデンシャルリゾート | 2027年3月 | 山梨県北杜市小淵沢町3999番地 | 完売 |
| サンクチュアリコート外房雀島オーシャンヴィラリゾート | 2027年7月 | 千葉県いすみ市岬町和泉2番地2(予定) | 販売中 |
| サンクチュアリコート金沢ホテル&ゴルフ スパリゾート | 2029年3月 | 石川県金沢市粟崎浜町1番地2(予定) | 販売中 |
| サンクチュアリコート淡路島アイランドリゾートパレス | 2029年10月 | 兵庫県洲本市五色町都志1151番地(予定) | 販売中 |
開業予定の施設のなかには、現在も会員権を販売しているところがあります。
気になる施設がある場合は、立地や設備、年間の利用泊数、購入価格などを比較しながら、自分の利用スタイルに合うかどうかを検討すると良いでしょう。
サンクチュアリコート会員権の種類・価格・費用

サンクチュアリコートの会員権は、施設や客室グレード、年間利用泊数によって価格や維持費が異なります。
ここでは、自分のリゾート計画に合った会員権を選ぶために確認しておきたい、年間利用泊数・客室グレード・購入価格・年間コスト・宿泊時の費用について紹介します。
客室グレードの種類|利用できる客室タイプの違い
サンクチュアリコート会員権の価格|施設・グレード・年間利用泊数による違い
サンクチュアリコート会員権の年会費|保有中にかかる年間コスト
ルームチャージなどの宿泊費|利用時にかかる費用
年間利用泊数の種類|8泊・10泊・16泊・20泊タイプの違い
サンクチュアリコートでは、共同所有するメンバーの持分比に応じて年間利用泊数を割り当てる「タイムシェアリング・システム」を採用しています。
年間利用泊数は、8泊・10泊・16泊・20泊の4種類です。
施設によって、年間8泊・16泊の2タイプと、年間10泊・20泊の2タイプに分かれています。
| 年間利用泊数 | 施設名 |
| 8泊 | サンクチュアリコート外房雀島サンクチュアリコート金沢サンクチュアリコート淡路島 |
| 16泊 | |
| 10泊 | サンクチュアリコート高山サンクチュアリコート琵琶湖サンクチュアリコート日光サンクチュアリコート八ヶ岳 |
| 20泊 |
出典|サンクチュアリコート
客室グレードの種類|利用できる客室タイプの違い
サンクチュアリコートの客室グレードは以下の3種類です。
・ラグジュアリースイート
・クラブスイート
参考として、サンクチュアリコート外房雀島の客室グレードごとの部屋数と客室面積を紹介します。
| 部屋数 | 客室面積 | |
| ロイヤルスイート | 9室 | 117.86㎡~132.53㎡ |
| ラグジュアリースイート | 3室 | 91.94㎡~111.81㎡ |
| クラブスイート | 2室 | 47.48㎡ |
出典|サンクチュアリコート
客室の広さやグレードによって購入価格も変わるため、利用人数や滞在スタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
サンクチュアリコート会員権の価格|施設・グレード・年間利用泊数による違い
サンクチュアリコートの会員権価格は、施設・客室グレード・年間利用泊数によって異なります。
ここでは、サンクチュアリコート金沢・淡路島・外房雀島の会員権価格を紹介します。
【サンクチュアリコート金沢】
| 客室グレード | 年間16泊タイプ | 年間8泊タイプ |
| ロイヤルスイート | 4,570万5千円 | 2,420万円 |
| ラグジュアリースイート | 3,113万円 | 1,650万円 |
| クラブスイート | 1,848万円 | 979万円 |
出典|サンクチュアリコート公式サイト「価格」
【サンクチュアリコート淡路島】
| 客室グレード | 年間16泊タイプ | 年間8泊タイプ |
| ロイヤルスイート | 4,818万円 | 2,552万円 |
| ラグジュアリースイート | 3,179万円 | 1,683万円 |
| クラブスイート | 1,892万円 | 1,001万円 |
出典|サンクチュアリコート公式サイト「価格」
【サンクチュアリコート外房雀島】
| 客室グレード | 年間16泊タイプ | 年間8泊タイプ |
| ロイヤルスイート | 5,087万5千円 | 2,695万円 |
| ラグジュアリースイート | 3,404万5千円 | 1,804万円 |
| クラブスイート | 2,013万円 | 1,067万円 |
出典|サンクチュアリコート公式サイト「価格」
サンクチュアリコート会員権の年会費|保有中にかかる年間コスト
サンクチュアリコートの会員権を保有している間は、毎年、運営管理費と土地賃借料がかかります。
これらの金額は、施設・客室グレード・年間利用泊数によって異なります。
参考として、サンクチュアリコート淡路島と外房雀島の年間コストを紹介します。
【サンクチュアリコート淡路島】
| 客室グレード | 年間コストの項目 | 年間16泊タイプ | 年間8泊タイプ |
| ロイヤルスイート | 運営管理費 | 256,630円 | 177,980円 |
| 土地賃借料 | 20,760円 | 10,560円 | |
| ラグジュアリースイート | 運営管理費 | 199,430円 | 139,700円 |
| 土地賃借料 | 15,360円 | 7,920円 | |
| クラブスイート | 運営管理費 | 158,400円 | 112,200円 |
| 土地賃借料 | 11,520円 | 5,760円 |
出典|サンクチュアリコート公式サイト「価格」
【サンクチュアリコート外房雀島】
| 客室グレード | 年間コストの項目 | 年間16泊タイプ | 年間8泊タイプ |
| ロイヤルスイート | 運営管理費 | 280,610円 | 194,260円 |
| 土地賃借料 | 25,200円 | 12,600円 | |
| ラグジュアリースイート | 運営管理費 | 218,020円 | 152,570円 |
| 土地賃借料 | 21,000円 | 10,560円 | |
| クラブスイート | 運営管理費 | 172,700円 | 122,320円 |
| 土地賃借料 | 9,600円 | 4,800円 |
出典|サンクチュアリコート公式サイト「価格」
ルームチャージなどの宿泊費|利用時にかかる費用
サンクチュアリコートでは、会員権を保有していても、宿泊時にはルームチャージや食事代、入湯税、宿泊税などの費用がかかります。
ルームチャージや食事代は、利用する施設やレストラン、メニューなどによって異なります。
参考として、サンクチュアリコート高山のメンバー向けルームチャージを紹介します。
| 客室グレード | 1ベッドルーム(2名) | 2ベッドルーム(4名) | 和モダンルーム(5名) |
| ロイヤルスイート | 32,670円 | 38,720円 | 38,720円 |
| ラグジュアリースイート | 24,200円 | 31,460円 | ー |
| クラブスイート | 18,150円 | ー | 24,200円 |
出典|リゾートトラストグループ「サンクチュアリコートご利用料金一覧」
また、サンクチュアリコート高山・日光・琵琶湖では、12歳以上の方1人につき150円からの入湯税がかかります。
さらに、サンクチュアリコート高山では、宿泊料金に応じて100円~300円の宿泊税が課税されます。
そのため、会員権を比較する際は、購入価格や年間コストだけでなく、実際に宿泊する際にかかる費用まで含めて確認しておくと良いでしょう。
サンクチュアリコート会員権のメリット

サンクチュアリコートの会員権には、年間の旅行計画を立てやすいことや、契約施設以外のリゾートも利用できることなどのメリットがあります。
ここでは、サンクチュアリコート会員権の主な5つのメリットを紹介します。
旅行先の選択肢が広がる|全国の対象リゾートを楽しめる
予定に合わせて追加宿泊しやすい|空室を活用して予約できる
家族やゲストと利用できる|大切な人とのリゾートステイを楽しめる
法人名義で契約できる|福利厚生施設としても活用できる
年間の旅行計画を立てやすい|占有日を活用して計画的に宿泊できる
サンクチュアリコートでは、タイムシェアリング・システムによって、メンバーごとに年間の占有日が割り当てられます。
占有日は、タイムシェアカレンダーやRTTGアプリなどから確認できます。
あらかじめ利用できる日が決まっているため、占有日に合わせて旅行の予定を立てやすい点がメリットです。
年間のリゾート旅行を計画的に楽しみたい方にとって、利用しやすい仕組みといえるでしょう。
旅行先の選択肢が広がる|全国の対象リゾートを楽しめる
契約施設以外のリゾートを利用できることも、サンクチュアリコート会員権のメリットです。
利用予定のない占有日を「スペースバンク」に預け入れると、他のメンバーが預けた占有日と交換できます。
交換利用を活用すれば、契約している施設以外のサンクチュアリコートに加え、ベイコート倶楽部やエクシブを利用することも可能です。
そのため、ひとつの施設だけでなく、旅行の目的や行き先に合わせてさまざまなリゾートを楽しみたい方に向いています。
予定に合わせて追加宿泊しやすい|空室を活用して予約できる
フローティング予約を活用することで、占有日以外にも追加で宿泊できる場合があります。
フローティング予約では、利用希望日の1カ月前までに申し込みがなかった客室を、先着順で予約できます。
希望日に空室があれば、割り当てられた占有日以外でも宿泊できるため、予定に合わせて利用回数を増やすことが可能です。
占有日だけでなく、空室を活用して追加宿泊したい方にとって便利な仕組みといえるでしょう。
家族やゲストと利用できる|大切な人とのリゾートステイを楽しめる
サンクチュアリコートは、メンバー本人だけでなく、家族登録された家族や、メンバーから紹介を受けたゲストも利用できます。
客室はすべてスイートルームのため、家族やゲストと一緒でもゆったりと過ごしやすいのが特徴です。
また、宿泊料金はルームチャージ制となっており、客室の定員内であれば宿泊人数が増えても部屋の料金は変わりません。
家族や友人など、大切な人とリゾートステイを楽しみたい方にも向いています。
法人名義で契約できる|福利厚生施設としても活用できる
サンクチュアリコートの会員権は、法人名義で契約することも可能です。
法人で契約すれば、従業員やその家族が利用する福利厚生施設として活用できます。
また、会社の保養所として利用する場合は、経費として計上できるケースもあります。
従業員向けの福利厚生を充実させたい企業にとっても、選択肢のひとつとなるでしょう。
サンクチュアリコート会員権のデメリット

サンクチュアリコートの会員権には、年間コストや宿泊時の費用、契約期間など、購入前に確認しておきたい注意点があります。
ここでは、サンクチュアリコート会員権の主な5つのデメリットを紹介します。
宿泊するたびに費用がかかる|ルームチャージや飲食代が必要
希望日に必ず予約できるわけではない|空室状況によって予約できない場合がある
会員権には契約期限がある|契約期間終了後は保有できない
会員権の譲渡には条件がある|購入後すぐに譲渡できるとは限らない
利用しなくても年間コストがかかる|年会費などの固定費に注意
サンクチュアリコートの会員権は、施設を利用しない年でも年間コストがかかります。
クラブスイートでも年間10万円以上の維持費が必要になるため、購入前には年間でどの程度利用できるかを考えておくことが大切です。
例えば、毎年3〜5回以上宿泊する予定があるかどうかを確認し、年間コストと利用頻度が見合っているかを検討するとよいでしょう。
年間のリゾートホテル利用が1〜2回程度の場合は、会員権を十分に活用できるか慎重に判断する必要があります。
宿泊するたびに費用がかかる|ルームチャージや飲食代が必要
サンクチュアリコートでは、会員権を保有していても、宿泊のたびにルームチャージや飲食代などがかかります。
宿泊料金に食事やドリンク、温泉、館内アクティビティの利用料などがすべて含まれるオールインクルーシブ形式ではありません。
そのため、会員権の購入価格や年間維持費だけでなく、実際に宿泊する際にかかる費用も含めて考えておくことが大切です。
希望日に必ず予約できるわけではない|空室状況によって予約できない場合がある
サンクチュアリコートでは、メンバーごとに占有日が割り当てられ、宿泊希望日の1年前から1カ月前まで占有日の予約ができます。
ただし、客室タイプによっては部屋数が限られているため、希望する日に利用したい客室がすでに予約で埋まっている場合があります。
そのため、会員権を持っていても、希望する日程や客室を必ず予約できるとは限りません。
予約の取りやすさを重視する方は、占有日の仕組みや客室数などもあらかじめ確認しておくとよいでしょう。
会員権には契約期限がある|契約期間終了後は保有できない
サンクチュアリコートの会員権には、50年の契約期限があります。
ホテルの土地には開業から50年間の一般定期借地権が設定されており、契約期間が満了すると権利も終了します。
そのため、期限を設けず長期間にわたって権利を保有したい方は、契約期間について十分に確認したうえで購入を検討する必要があります。
会員権の譲渡には条件がある|購入後すぐに譲渡できるとは限らない
サンクチュアリコートの会員権は、自由なタイミングで譲渡できるわけではありません。
会員権には譲渡に関する制限があり、原則としてホテルの竣工日から5年が経過するまでは譲渡できません。
ただし、契約日が竣工日から2年を経過した後の場合は、契約日から3年経過後に譲渡が可能とされています。
そのため、購入後に利用する機会が減ったとしても、すぐに会員権を手放せない場合があります。
将来的に売却や譲渡を考える可能性がある方は、購入前に譲渡できる時期や条件を確認しておくことが大切です。
サンクチュアリコート会員権の選び方

リゾート会員権は、場所だけで選ぶと後悔することがあります。
サンクチュアリコートの会員権も、施設の立地や客室グレード、年間利用泊数、購入価格、維持費などを総合的に比較して選ぶことが重要です。
ここでは、サンクチュアリコート会員権を選ぶ際に確認したいポイントを紹介します。
年間利用泊数から選ぶ|年間の旅行回数に合うタイプを選択する
購入価格から選ぶ|無理のない初期費用で検討する
客室グレードから選ぶ|利用人数や滞在スタイルに合わせる
年間コストから選ぶ|年会費や利用時の費用まで確認する
利用したい施設から選ぶ|立地・アクセス・施設の特徴を比較する
サンクチュアリコートの会員権を選ぶときの最初のポイントは、利用したい施設です。
サンクチュアリコートにはすでに会員権が完売している施設もあります。
2026年8月時点で新規会員権が販売されているのは、サンクチュアリコート外房雀島・金沢・淡路島です。
この中に利用したい施設があれば、次の点を確認してみましょう。
・施設内に利用したい設備やアクティビティがあるか
・周辺に興味のある観光スポットやレジャー施設があるか
会員権は、年間を通して繰り返し利用することを前提に検討するものです。
アクセスしやすく、自分にとって魅力的な設備や過ごし方がある施設であれば、継続的に利用しやすくなります。
一方、自宅からのアクセスに時間がかかったり、自分の旅行スタイルと施設の特徴が合っていなかったりすると、次第に利用頻度が下がる可能性があります。
そのため、施設の立地・アクセス・特徴は会員権選びの重要なポイントです。
年間利用泊数から選ぶ|年間の旅行回数に合うタイプを選択する
サンクチュアリコートの年間利用泊数は、商品によって異なります。
従来のサンクチュアリコートには年間10泊・20泊タイプがありますが、現在販売中の外房雀島・金沢・淡路島では、年間8泊・16泊タイプが設定されています。
自分や家族が1年間にどのくらいリゾートを利用するのかを考え、実際の旅行頻度に合ったタイプを選ぶことが大切です。
利用頻度に対して年間利用泊数が多すぎると、保有コストに対する利用効率が低くなる可能性があります。
「毎年何回程度利用できそうか」「1回の旅行で何泊することが多いか」まで想定して選ぶとよいでしょう。
客室グレードから選ぶ|利用人数や滞在スタイルに合わせる
客室グレードも、サンクチュアリコート会員権を選ぶ際の重要なポイントです。
サンクチュアリコートの客室グレードは、クラブスイート・ラグジュアリースイート・ロイヤルスイートの3種類です。
クラブスイートは、購入価格を抑えながらサンクチュアリコートを利用したい方に検討しやすいグレードです。
ラグジュアリースイートは、より広い客室で家族やゲストとゆったり過ごしたい方に向いています。
ロイヤルスイートは最上位の客室グレードで、客室の広さや設備など、滞在時の快適性をより重視したい方に適しています。
このように、利用人数や滞在スタイル、予算を踏まえて客室グレードを選びましょう。
購入価格から選ぶ|無理のない初期費用で検討する
サンクチュアリコート会員権を選ぶときに、特に外せないポイントが購入価格です。
2026年8月時点で販売されている会員権のうち、公式資料で確認できる最も低い価格は、サンクチュアリコート金沢のクラブスイート年間8泊タイプの979万円(税込)です。
一方、外房雀島のクラブスイート年間8泊タイプは1,067万円(税込)からとなっており、施設や客室グレード、年間利用泊数によって購入価格には大きな差があります。
会員権は、購入後にも維持費や宿泊時の費用がかかるため、初期費用だけで判断せず、無理なく保有を続けられる価格帯から選ぶことが大切です。
年間コストから選ぶ|年会費や利用時の費用まで確認する
サンクチュアリコート会員権を選ぶ際は、購入価格だけでなく、保有中にかかる費用についても確認しておきましょう。
会員権には施設の維持管理にかかわる費用のほか、土地賃借料や宿泊時のルームチャージなどがかかる場合があります。
実際の負担額は施設や客室グレード、契約タイプによって異なります。
そのため、1年間の費用だけを見るのではなく、5年・10年・20年と保有した場合の総コストを試算することが重要です。
購入価格に加えて、保有期間中に発生する維持費や実際の利用費まで含めて計算することで、自分の利用頻度や予算に合った会員権かどうかをより客観的に判断できます。
サンクチュアリコート会員権の取得方法

サンクチュアリコートの会員権を取得する方法は、大きく分けて新規会員権の購入と、既存会員からの譲渡の2つです。
ここでは、それぞれの取得方法について紹介します。
譲渡会員権を取得する|譲渡時期や条件を確認して購入する
新規会員権を購入する|リゾートトラストの公式窓口から取得する
現在販売されている新規会員権は、リゾートトラストの公式窓口から購入できます。
会員権販売情報サイトの「お問い合わせ・資料請求」ページや電話窓口(0120‐26‐0014)から相談し、希望する施設や客室グレード、年間利用泊数などを確認しながら購入手続きを進めます。
新規会員権を検討している場合は、販売状況や価格、利用条件などを確認したうえで、自分の利用スタイルに合う会員権を選ぶと良いでしょう。
譲渡会員権を取得する|譲渡時期や条件を確認して購入する
2026年8月時点では、サンクチュアリコートの中古会員権はリセール市場に出回っていません。
サンクチュアリコートの会員権は、原則としてホテルの竣工から5年が経過するまで譲渡できないためです。
サンクチュアリコートで最初に開業した高山は2024年3月に開業しているため、譲渡制限の期間を踏まえると、中古会員権が市場に出回り始めるのは2029年頃になると考えられます。
そのため、高山・琵琶湖・日光・八ヶ岳など、すでに新規販売を終了している施設の会員権を希望する場合は、譲渡可能となる時期や条件をあらかじめ確認しておくことが大切です。
気になる会員権がある方は、将来のリセール市場への流通を見据えながら、購入できる時期を検討しましょう。
まとめ

この記事では、サンクチュアリコート会員権の特徴や施設の所在地、会員権の種類、価格、年間維持費などについて紹介しました。
サンクチュアリコートは、すべての客室がスイートルームで構成された会員制リゾートホテルです。
一方で、会員権の価格帯は1,000万円台から5,000万円台となっているため、購入価格や年間維持費、利用頻度などを踏まえて検討することが大切です。
「上質なリゾートステイを楽しみたいものの、会員権以外の方法も比較したい」という方には、第三の選択肢としてCOCO VILLA Ownersもおすすめです。
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